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赤毛のアン。

バスの中で。

 

 

「はやくー、もっとはやく読んで、ねぇ、はやくー」

本を読み聞かせているお父さんに、少女は泣きながらおねだりした。

 

 

「あついー、もう、汗ふいてー、あーん」

梅雨の晴れ間を、少女は泣きながら訴えた。

 

 

 

しばらくして、少女は

「赤毛のアン。赤毛のイン。赤毛のウン...」

 

 

「...赤毛のクン。赤毛のコン」

その瞬間にお父さん

「赤毛のケン!」

 

 

 

 

アンのような三つ編みの少女は、赤毛のチン!と言いながら下車して行った。

 

 

 

 

 

 

"私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば、どんな時でも愉しめるものよ。もちろん、楽しもうと固く決心することが大事よ"「赤毛のアン」第4章。L・M・モンゴメリ:作、松本侑子:訳。

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