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2012.01.14 Saturday
MAEGAMI 2012
16年ぶりに、前髪を切った。
美容師さんだけでも恥ずかしい上に、隣の人にも見られるのではないかと、疑心暗鬼になってしまう。
現に私は、人が提示するヘアカタログを、鏡を駆使してチラ見する。
その人の理想を黙認後、現実を確認した時に、目が合ってしまう気まずさ。
黒人に憧れていた時代、どのヘアカタログを探しても、アフロは無かった。
仕方なく、ローリンヒルの写真に手書きでアフロを足した。
その写真は美容院中に回され、爆笑をかっさらったものだ。
今になって思えば、うら若き可愛い子ちゃんと、昭和丸出し顔との溝を黙認されるより、手書きアフロで笑われた方がよっぽど気が楽であった。
今日、気まずさを最小限に止める為、美容院に入った瞬間カタログのコピーを渡した。
小さく折り畳まれた可愛い子ちゃんが開かれる間中、言い訳めいた事をヘーコラ述べながら。
美「はい、分かりました」
私の理想は、あっさりと承諾された。
カットして頂いてる間も、可愛い子ちゃんは開かれたまま机に置かれた。
そしてドライヤー時、可愛い子ちゃんは何度も飛んでいった。
その度、拾って下さった方が、慌てて視線を外すのだった・・・
次回、鈴カステラの写真に顔書こうかな・・・
日記
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